取締役 業務部長 鈴木 徹郎
<インタビュー>
<Q>前職と、現職への入社のいきさつを教えて下さい。
<A>前職はオートバックスで販売員をやっていました。その後(社長である父が立ち上げた)三共陸上輸送を手伝ってくれないかと父から誘われて、入社を決意しました。大型免許を持っていなかったのでまずは取得し、それから入社してミキサー車のいち運転手としてキャリアをスタートしました。その後、営業所長を経て、現職の業務部長を務めています。
<Q>会社として、社員と共に歩む将来像を、どのようにイメージしていますか?
<A>世の中の流れからいって、運転手の担い手は減っていくと思うんです。ですから、入社された(運転職の)社員を大切にしたいです。そのためには荷主との運賃交渉や新たな取引先の開拓などを行い、社員へ還元したいと考えています。
<Q>会社として、社員に大事にしてほしいことや、大切にしてほしいことはなんですか?
<A>日々の仕事を頑張るだけではなく、プライベートも大切にして欲しいです。結果として、仕事中の集中力も高まります。その為にも、無駄な残業などはしない方がいいと考えています。また、有給休暇が必要な時は極力取得して頂いており、必要な時は遠慮なく言って下さいと、伝えています。
<Q>会社として、社員に意識してほしいことはなんですか?
<A>やはり、事故を防止して日々安全に運転業務を継続して頂きたいです。一台が動かなくなることで、社内外にどんな影響が出るのかを考えて欲しいのです。事故を起こさず日々安全に運転を継続出来れば、信頼度が向上し、取引先も安心して任せてくれますし、ひいては業績や給与にも反映されていきますので。
<Q>社員のためにサポートしてあげていることはなんですか?
<A>有休休暇を取得しやすくしています。積極的に取るようにと声がけしていますし、実際、社員の四分の一は有休を使い切っています。ほとんどの社員が、年間11日以上は取得しています。他にも、通常の労災に加えて上乗せとなる保険や、病気になった際の給付金、リゾートクラブ利用券など、福利厚生に配慮しています。
<Q>会社の魅力やアピールポイントを教えて下さい。
<A>運転業務としては、トラックでの輸送や配送の仕事などに比較すると、体力的には楽だと思いますし、長時間労働は避けて有休も取りやすくしているので、長く勤め続けられる職場だと思っています。またフレンドリーな社員が多く、社員同士の仲の良さが居心地の良さに繋がっているのではないかと考えます。それから、金額が高くなるのですが積載量の多いミキサー車を揃えていますので、荷主さんからの要求に応えることができ、運賃交渉なども比較的行いやすいと思います。
<Q>仕事で大変なことや課題はなんですか?
<A>配送先の現場の監督で、若い方であっても、きつい言葉づかいをしてくることがあります。状況にもよりますが、目に余る場合は会社として社員を守るべく、講義するようにしています。また、ミキサー車の洗車は慣れるまでは大変さを感じるかもしれません。
<Q>最後に、今後の方針を教えて下さい。
<A>不安定な時代ですし、運転手の絶対数は減っていきますから、入社された方の定着に力を入れたいです。私自身、現場任せにせず、自分から声がけし、話しを聞くようにしています。またコロナ禍で自粛していましたが、歓迎会なども復活させる予定です。